「終活」の認知度95%、実践7%

投稿者: | 2022年6月10日

終活から葬儀後までのライフエンディングのトータルサポートを提供する燦ホールディングスグループが行った、40~70代の男女1,000名を対象とした終活に関する意識調査によれば、「終活」の認知度は95%と高いのですが、実際に行ったことがある人はたったの7%なのだとか。

終活

現在では「終活」の認知度は95%と非常に高く、ほとんどの人がその言葉を知っているとはいえ、「終活」経験者はたったの7%と、その認知度の高さに比べ実践している人は非常に少なく、「終活をしたいと思っている」人が過半数以上の57%を占めているわりに、なかなか行動にまで移れないようですね。

また「終活」の目的を「残された人に迷惑をかけないため」と回答した人が8割以上もいるようで、自分の死後、苦労を掛けたくないという思いが強いようで、自分のために実践するという人は少数のようです。

コロナ前後で「終活」への考え方は、どのように変化しましたか?という問いに対しては、コロナ禍をきっかけに「終活」への考え方に変化があった人は12%にも上り、死を身近に感じ、終活の必要性を感じているようで、その変化は以下のような回答があがってきたようです。

  • 終活を考えるようになった、死を身近に感じたなどの声がありました(一部抜粋)
  • 終活を考えるようになった。前倒しで取り組みたい
  • 気持ちの整理になるので早くても良いと思った
  • いつ自分がそうなるか分からないから、少しずつでも準備をした方がいいのかなと意識が変わった
  • まだ先のことと考えず、行動の具体化をする準備が必要だと思う
  • 死は予期せぬ時に来るものと改めて認識しました。終活には時間が必要なのですぐにできることから始めました
  • まだ先と思っていたが、有名な芸能人の方がコロナで亡くなり他人事ではないと思って、先々のことをノートに書いてみたり、娘に話したりした
  • 家にいる事が多くなり、整理整頓する機会が増え、残された者が処分に困らないよう考えるようになった
  • これまで自分の死についてきちんと考えたことはなかったが、コロナ禍でいつどうなるかわからないと思い、エンディングノートを書き始めた
  • 何時までも自分では健康で長生きすると思っていましたが,今はコロナにかかったら何時死ぬか分からないから
  • いつ自分の終末期を迎えるか分からない
  • 身内と最後の別れができないことを想像した
  • 人とのつながりを考えるようになった

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